京都私塾連盟会長 村元 謙二

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 本日は【京都私塾連盟】・WEB-SITESにご訪問いただき、ありがとうございます。 私は当連盟の会長を務めます、アルゴ・システムズ代表 村元謙二です。 各サイトをご覧頂く前に、この場をお借りし、当連盟の理念と歩みについて、些少申し述べさせていただきます。
 当連盟は、1986年『地域に根ざし、より高度な私教育の提供を志向する』を理念に、京滋地区に限定した個人学習塾の連合体として発足いたしました。 発足当初は12塾ほどの参加でしたが、現在その加盟団体数は30有余を数えるに至っています。 当時、全国的規模の学習塾親睦団体や模擬試験運営会社の設立した学習塾の任意団体はありましたが、 当連盟のように生徒一人ひとりの心の成長と学力の増強を目的とし、地域への貢献重視の姿勢から各々の学習塾を育成することに深く関わる団体は、全国的に見ても皆無ではなかったかと思われます。
 今でこそ、学習塾の立ち位置も日本の教育の一翼を担っていることが実感できますが、発足当時はとてもそのような状況ではなく隔世の感があります。 40年程前の学習塾業界は、まだその数そのものも少なく、社会的な認知も低い時代であり、進路説明会などのために学校へ伺っても拒絶されることもたびたびありました。 当時、お預かりするお子さま方にとって重要な学校や進路情報を学習塾が独自に収集することは、極めて困難な時代だったのです。 そんな障害を一つひとつ除去し続けた歩みが、今日の当連盟を形成していると言っても過言ではありません。 お子さまたちが学ぶ場所という事実は学校も塾も同じです。 その意味で学習塾の社会的認知の向上は、正にお子さまたちに自信を持って学習していただくためのもわたしたちの必須の命題だったのです。
 教育に携わる者はお子さまたちの夢をより大きなものへと育み実現できる道へと導く職責があります。 立場こそ違え、公教育及び私教育、また公立校及び私立校のいずれにおいても、究極的にはその職責の完遂こそ存在意義そのものです。 その実現を担保すべく、各加盟塾がお互いに切磋琢磨しています。 現在連盟は大きく分けて8つの課題に取り組んでいます。 (1)学校訪問 (2)講師のレベル向上のための講師研修会 (3)教材研究会 (4)進学研究会 (5)募集研究会 (6)経営研究会 (7)難関校入試分析会 (8)私立学校との交流会、などが主な活動内容です。 これら全ての活動の契機と主旨は、子供達によりよい教育を提供するためのものです。 お子さまたちの未来を切り拓き、笑顔に満ちた彼らを見ることがわたしたちの喜びなのです。
 各加盟塾は、昨今のコロナ禍という人と人とが触れ合うことの困難な状況でも責任ある思いのもと、子供達を育むため日々研鑽してまいりました。 その努力は保護者の方々の『安心してわが子を託せる塾』という声となって現れ、当連盟の加盟塾であることが『安心』の指標のひとつとなっています。 急激に変化する時代の中で学習塾が教育の一環たる現代、当連盟の働きも期されて大なるものをヒシヒシと感じます。 お子さまたちの想いが果たせる形を希求し続ける学習塾の有機体『京都私塾連盟』をこれからもよろしくお願いいたします。
 最後に、今回の当連盟サイトへのご訪問がお子さまの力強い明日をつくる一助とならんことをお祈りし、ご挨拶といたします。

新型コロナ禍の早期終息を祈ります







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